「生涯医療費」の支払いの半分は70歳から!
医療費の自己負担額は?
医療費の自己負担額は?
目次
「生涯医療費」の支払いの半分は70歳から!医療費の自己負担額は?
ひとりの人が生まれてから亡くなるまでにかかる医療費を「生涯医療費」といいます。
厚生労働省の2018年度<最新>推計(2021年3月時点)
日本人の生涯医療費の1人あたり平均 → 2,700万円
男性の平均 → 2.600万円
女性の平均 → 2,800万円
そして70歳以降に、その「生涯医療費」の半分を使う推計です。
70歳未満 → 47%
70歳以上 → 53%
日本の医療保険制度における医療費の自己負担額は?
日本人の生涯医療費の1人あたり平均2,700万円×20%=540万円
医療費の自己負担額は、年齢や収入などの条件により1~3割程度です。この割合から、生涯の平均自己負担額は約540万円となります。
70歳以上が半分を占める医療費ですが、公的医療保険から7~9割が支払われ、さらに自己負担についても限度額を超えた分は「高額療養費」として公的医療保険から給付されるため、多くの方が実際に支払う医療費は1か月あたり8万円程度になります。
公的医療保険制度では、差額ベッド代・入院時の食事代・生活用品代などは給付の対象にはなりません。
安心への備えを今から知っておきましょう。
※1 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※2公的医療保険制度に関する情報は、厚生労働省ホームページ等で最新情報をご確認ください。