目次
- ○ そもそも金利とは?
- ・「単利」
- ・「複利」
- ○ 資産運用がはじめての方には
そもそも金利とは?
最初に預けたり借りたりしたあなたのお金(元本)に対して、預けたお金の利子や借りたお金の利息が、どのくらいの割合かを示したものを「金利」といいます。
「金利」には、1年より長い年数の利子や利息を計算するとき、「単利」と「複利」という2つの考え方があります。
「単利」と「複利」について、簡単にご説明します。
「単利」
「単利」とは、最初のあなたのお金(元本)にのみ利息が付く「金利」です。
<例>元本100万円・利率10%で10年間運用した場合
あなたのお金(元本)を「単利」で100万円運用すると、元本は変わらず100万円なので、利息も変わらず10万円です。
1年後 → 100万円+10万円=110万円
2年後 → 110万円+10万円=120万円
10年後 → 190万円+10万円=200万円
「複利」
「複利」とは、支払われる利息を最初のあなたのお金(元本)に組み入れ、これを新しい元本として運用していく「金利」です。
1 年ごとに利息が支払われる金融商品であれば、2 年目以降に差が出ます。
<例>元本100万円・利率10%で10年間運用した場合
あなたのお金(元本)を「複利」で100万円運用すると、利息をあなたのお金(元本)に組み入れるので、利息がだんだん増えていきます。
1年後 → 100万円+10万円=110万円
2年後 → 110万円+11万円=131万円
10年後 → 235万円+24万円=259万円
資産運用がはじめての方には
この<例>で「単利」と「複利」を比べると、10年経過後のあなたのお金(元本)には35万円の差がついています。
はじめての資産運用では、「複利」運用があることを念頭に置いて、あなたのお金(元本)が増えていく魅力を実感してみてください。
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