目次
- ○ 買い物でわかる！「円高」と「円安」
- ・円高
- ・円安
- ○ 為替相場は動いている
買い物でわかる！「円高」と「円安」
為替のニュースでよく使われる円高と円安。
為替は「現金を直接使わずに支払うこと」で、為替レートは2通貨を交換するときの比率です。
円から見て、円の価値と他通貨の価値が、綱引きのように引っ張りあい上がったり下がったりする状態を「円高」と「円安」といいます。
「円高」＝ 円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に『多い』状態のこと
「円安」＝ 円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に『少ない』状態のこと
「円高」と「円安」について、円と米ドルの交換で考えてみます。
円高
《1ドル100円から90円に進むと、外国の1ドルのものが100円払わないと買えなかったのに、90円で買えるようになる。》
スーパーで円高還元セールをやっているとわかりやすいですね。輸入食品などが値下げされますので、消費者にとってお得感があります。
円安
《1ドル100円だったものが、110円になると、今まで100円で買えていたものが110円払わないと買えなくなる。》
円高還元セールをしていたスーパーも、円安の影響をうけると、値上げをしないともうけが減ってしまうので、値上げをする輸入商品が多くなります。
為替相場は動いている
このように、為替相場が動くことで仕入れ値やコストが変わりますので、円高と円安はわたしたちの生活に密着していることがよくわかります。
為替相場は日々変動しますので、この機会に為替ニュースをチェックしてみませんか？
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。