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「患者申出療養」制度について
2016年4月からスタートした「患者申出療養」制度は、「未承認薬などを使いたい」「対象外になってしまったけれど、治験を受けてみたい」など、困難な病気と向き合っていらっしゃる患者さんたちの思いに応えるためにつくられた制度です。
「患者申出療養」を利用するためには、まず患者さんと主治医の相談から始まります。患者さんからの相談(申出)を受け、医師や関連病院などが連携し、さまざまなケースについて対応できるかどうかを検討し、実施の可能性を探っていきます。
患者申出療養の申出を行う
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主治医と相談
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計画書の作成
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国での検討
↓(6週間以内)
治療の実施
未承認薬などを治療で使うと全額自己負担となりますが、「患者申出療養」では保険給付の対象の分、自己負担が軽く済み、保険診療と併用して先進的な医療が受けられます。
患者さんが主治医のアドバイスにより申出を行うことができる「患者申出療養」制度。
まずは主治医にご相談を!
※1 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※2「患者申出療養」制度については、厚生労働省のホームページをご覧ください。