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治療の選択技が広がる先進医療。もし受けることができたら、保険は?
「先進医療に係る費用」(主に技術料)は、患者が全額自己負担することになりますので、健康保険は使えません。
「先進医療に係る費用」以外の、通常の治療と共通する費用(診察・検査・投薬・入院料等)は、一般保険診療となり保険給付されます。
先進医療を受けられることになっても、公的医療保険の給付対象外になるため、経済的に大きな負担となります。
先進医療の種類と費用はさまざまですが、がん治療の「陽子線治療」と「重粒子線治療」の費用は、平均約265万円と約318万円と高額になりますので、このような時に、先進医療の保障があると安心です。
※参考 厚生労働省:令和3年6月30日時点における先進医療に係る費用
公的医療保険では全額自己負担になりますが、民間の医療保険やがん保険に「先進医療特約」を付加すれば、保険料は数百円程度で、先進医療にかかる費用をカバーでき、ほとんどの保険会社の保障額は2,000万円までとなっています。(2022年2月時点)
民間の医療保険とがん保険の「先進医療特約」は、対象範囲が違いますので、ご注意ください。
【医療保険の先進医療特約】対象範囲
がんを含む多くの病気
【がん保険の先進医療特約】対象範囲
がんのみ
民間のがん保険や医療保険の「先進医療特約」については、お客様のGFP担当FP、あるいは加入している保険の保険会社にお問い合わせ下さい。
※1本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※2先進医療の詳細は、厚生労働省ホームページ等で最新情報をご確認ください。